2014年11月24日

津幡町の山奥へ出張 食と健康講座!

津幡町の山奥へ出張 食と健康講座!

石川県河北郡津幡町の山奥…といえば、祖父(上村 一美)の母の故郷だ!
叔母の話では、祖父が東京の大学で薬学を学ぶことになり、村から旅立つときは村総出で旗を降ったという。
苦学した後、運良く関東大震災の前夜に石川県に帰ったのだった。

それから金沢に「上村 光明堂薬局」を開いたが、当時薬屋は珍しく行列が出来たという(叔母 談)。
因みに「光明」は、仏教用語から貰ったものだそうで、現在の「グリーンノート(光明食養研究所)」の二階の一角には祖父が神田の古本屋で入手したらしい「大蔵経」(※)が並んでいる。倉庫には漢方薬の標本が薬草から怪しげな爬虫類にいたるまで眠っているし、筆者が幼い頃は風邪の予防に「金柑(きんかん…ミカン科キンカン属)」まで店頭にあった。

不思議なご縁で、山間の相窪という在所の集会所からお呼びがかかり「大丈夫ですかね…場所わかりますか?なんならお迎えに行きましょうか…」…それだと大変な時間がかかる。「そんなに奥は行ったことがありませんが、人がいるなら分かるでしょう♪」…そんなノリでいそいそと出掛けた。

自分より人生経験を積んだ方々に何を話せばよいのか…これまでもよくあったが、むしろ皆さんが祖先から受け継いで良かったことを思い出して頂き、自らの健康維持に活かし次代に繋げるきっかけになるのを願っての話題提供であるとも考えている。モチロン具体的な健康相談にも応じながら。

近隣の七つの在所から三々五々集まられ、座談会的な雰囲気で熱心に聞かれたくさんの質問も出て、和やかで楽しい場となり、気が付くと二時間を回っていた。

このような講演会では、人との出会いが楽しみでもある。名刺を持って挨拶されたのは、中多 弘さん(おまん小豆の会会長)。無農薬でなんと40年間もお米を作って来られた方だった!
稀有の大病を克服した経験を持ち、玄米菜食の意味も自然栽培の穀物のパワーも身をもってご存じだ♪

しかも高度成長時代の、水俣病、イタイイタイ病、カネミ油症、四日市ぜん息、等の公害病が表面化した時期に、無農薬の旗を掲げるのは大変な勇気と労力が要ったはずだ。

講演後すぐ一山越えた在所であるご自宅の田んぼを案内して頂き、その場で大量には作れない貴重なお米をお願いし、仕入れをさせてもらった!
驚いたことに、畑の柿の木にするする登って沢山の柿を落としてお土産に下さった♪70才台とは思えない!

帰り道で連絡した仲間やお客様はピンと即反応!
私は○○㎏、こちらは○㎏…と、積んできた玄米に早くも予約がついた。

まことに感謝の一日。祖父の故郷でのご縁を頂いた今日(11月23日)は、奇しくも5年前星になった母の誕生日!頂いたお土産をお供えした♪

…なお、中多 弘 おまん小豆の会会長が 仲間と運営するお店はこちら♪

●おまん茶屋(おまん小豆の専門店)
http://omanazuki.jimdo.com/
★倶利迦羅不動寺で有名な同町倶利伽羅地区に残る伝説ゆかりの古代小豆「おまん小豆」は、老化防止や生活習慣病予防などに効くポリフェ ノールを通常の小豆より豊富に含み、体に吸収されやすい特性を持つことが分かっています。

※仏陀が説いた教えを弟子達が整理をし文章化した仏典や経典、さらにそれらを解釈した論書などを集大成した叢書を「大蔵経」または「一切経」という。
津幡町の山奥へ出張 食と健康講座!



Posted by あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート&土の音工房〉 at 08:21│Comments(0)
コメント感謝します。承認の後公開されます。公開したくない時は、公開不要と記してくださいませ。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート&土の音工房〉
あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート&土の音工房〉
あめつちの便り「土の音」(Claytone)
〈食育のグリーンノート&土の音工房〉
   Google地図:https://goo.gl/maps/qkntT3m3g5w
  ★HP:http://green17.crayonsite.net