2015年03月22日

自然をたたえ生物をいつくしむ…春分の日

「自然をたたえ、生物をいつくしむ」‥春分の日(祝日法)

好天に恵まれた春分の日(春季皇霊祭)、実際に昼と夜の長さが同じである3月17日から4日目で、昼が長くなってきたと感じる時期だ。

「千の風になって♪」が世に出た直後には、ある寺のお坊さんの依頼で、檀家の墓の前でこの曲を演奏する笑えない経験をした。
ともあれ先祖のお墓を磨いて花を手向け、母と友人のお決まりのコースだった金沢の奥座敷・湯涌温泉へ。

総湯の前はところ狭しと車が並び、竹久夢二記念館に入ると夢二の絵なのか、ポリネシア風模様入のタペストリーがステンドグラスの間に見える。

谷間の温泉街の斜面には雪が残り、吐く息が白いのに驚きつつ総湯の脇の階段を登る。実は上方の誰でも入れる「足湯」が狙い目だ。さらに登ると稲荷神社があり神様にご挨拶してから、見晴らしのよい「足湯」場へ。

隣に座ったのは東京から新幹線でやって来た旅行者で、やっとのことで宿が取れたという。何かもてなしをと、千と千尋の神隠し‥から「いつも何度でも」のサワリなど奏すると「知ってる~!」と女の子。どうぞ何度でも来てください(((^_^;)

養老二年(718年)紙漉き職人が泉に身を癒す白鷺をみてこの温泉を発見した旨、足湯が湧出する石に刻んである。冷たい水作業で凍えた身体には至福の思いだったろう。
湯煙がたなびき、火が灯る頃の温泉街の情緒は独特だ♪

※「春分の日」は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」を趣旨とする国民の祝日!
(1948年ー昭和23年ー7月20日に公布・施行の 祝日法による。前年までは1878年ー明治11年ー太政官布告による「春季皇霊祭」)。

2015年の「春分の日」は「春分日」と同じだが、原則「春分日」は、天文学上の春分が生じる日として区別。
今春、実際に昼と夜の長さが同じ日は、3月17日。

仏教各派ではこの日「春季彼岸会」。
イラン暦では元旦で、ペルシア帝国の文化的影響下のイランを中心に、中央アジアからアフリカまでの広い地域ではノウルーズという祭日だという。

●越天楽♪オカリナで(湯涌温泉 稲荷神社): https://youtu.be/J2cSSrY7HVU
自然をたたえ生物をいつくしむ…春分の日



Posted by あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート&土の音工房〉 at 07:03│Comments(0)
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