2015年04月14日

いただきます!の心は、生命の深層で繋がる感謝の祈り

いただきます!の心は、生命の深層で繋がる感謝の祈り。4月12日(日)

83才、今なお勉強熱心な懇意のお客様より特別な講演会チケットを贈られた。
場所は先頃「手作り土笛展示会」を開催した本多の森ホールの大会場。幼少時に母に連れられ聞いたことのある生長の家主催。昼食時に頂いた弁当には、危険な防カビ剤等を使わない割り箸が添えてあった。

最も心に残ったお話の中に、

…無宗教を自任する人でも、日本人ならば食事を前にして「いただきます」と言って手を合わせ、食事が終わると「ごちそうさま」と言って手を合わせる習慣に、あまり抵抗を感じないに違いない。この習慣の背後には、食事の提供者に対してのみならず、食材を供給してくれる自然界への感謝、ひいては自然の創造主への感謝の思いが含まれていたし、今でも含まれていると私は考える。だから、食事というものは、「神と自然」「自然と人間」の関係を意識し、三者の大調和を祈る最良の機会の一つだと言えるだろう。…

という谷口雅宣氏の著書の一節があった。
「もったいない」も同列だろう。

国や文化を越えて「いただきます」の心は、生命の深層で繋がる感謝の祈りではないか!

都市への人口集中、肉食や廃棄食料の激増と森林の激減、資源の奪い合い…そして戦争!
心を鎮めて考えればわかることだろう。玄穀物菜食中心の本来の自然食がヒーリングフードと云われるのは平和への具体的基礎的な手段だと。

帰り道でお茶をご馳走になったレストランの佇まいから、先ほどの話にあった、山中で実現した「ゼロエネルギーオフィス」を思い起こしていた。

帰宅前には、一年前の4月12日に記したブログが自動メールで入ってきた。昨年の夕陽の写真は鮮やかだが、薄雲で広く滲んだ本日の夕陽と合わせ、アナログの話と学際的データで示すシビアな現実の呈示の両面からの講演内容を踏襲するようだった。
いただきます!の心は、生命の深層で繋がる感謝の祈り



Posted by あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート&土の音工房〉 at 00:32│Comments(0)
コメント感謝します。承認の後公開されます。公開したくない時は、公開不要と記してくださいませ。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート&土の音工房〉
あめつちの便り「土の音」〈食育のグリーンノート&土の音工房〉
あめつちの便り「土の音」(Claytone)
〈食育のグリーンノート&土の音工房〉
   Google地図:https://goo.gl/maps/qkntT3m3g5w
  ★HP:http://green17.crayonsite.net